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毎日24時間のアクティビティ記録

M600にインストールされているPolarアプリは、腕の動きを3軸加速度センサーで計測し、活動量を記録します。運動の頻度、強度、動きの規則性を身体情報と合わせて分析し、トレーニングセッションに加え日常生活においても、どれ位アクティブに過ごしたかを知らせてくれます。より正確にアクティビティが記録できるよう、利き腕でない腕にM600を装着することが推奨されます。

活動量記録機能は常にオンになっています。M600でPolarウォッチフェイスを使用している場合、ホーム画面でアクティビティの進捗状況を確認できます。


アクティビティ目標

Polarアプリが、その日のアクティビティ(活動量)目標の達成に向けてガイドします。アクティビティ目標は、個人データとアクティビティレベル設定に基づいており、Polar Flowウェブサービスの「1日のアクティビティ目標」設定から確認できます。Polar Flowウェブサービスにサインインし、画面右上の名前/プロフィール写真をクリックし、「設定」にある「1日のアクティビティ目標」タブに進みます。

「1日のアクティビティ目標」設定で、3つのアクティビティレベルから、あなたの典型的な1日とアクティビティ状態に近いものを選択します。選択エリアごとに、そのレベルのアクティビティ目標を達成するには、どの程度アクティブである必要があるかを確認できます。例えば、内勤の仕事など座っていることが多い場合は、通常約4時間の低強度のアクティビティが目標になる、などと表示されます。もし勤務時間に長時間立ったり、歩いたりする人の場合は、より高いアクティビティ量が目標になります。


アクティビティデータ

Polarアプリは1日の目標の達成状況を記録します。アクティビティ進捗状況は「今日の活動」のアクティビティバー、またはPolarウォッチフェイスで確認できます。


Polar Activityウォッチフェイスでは、日付・時刻の周りにある円と、下にあるパーセンテージは1日のアクティビティ目標の達成状況を示します。円は目標達成に近づくにつれて、ライトブルーで満たされていきます。


Polar Jumboウォッチフェイスでは、1日のアクティビティ目標に近づくにつれて、ウォッチフェイスはライトブルーで満たされていきます。


Polar Comboウォッチフェイスでは、左の[コンプリケーション]位置で、Polar > アクティビティを選択すると、ウォッチフェイスのリムが色で満たされ、1日のアクティビティの累計が表示されます。ウォッチフェイスをタップしたまま押さえて、「スタイル」を選択し、お好みの色を設定することができます。ウォッチフェイスの左下と同じように、ここでも1日のアクティビティ目標の達成状況(%)を確認できます。

「今日の活動」で、累計の活動詳細を確認でき、1日のアクティビティ目標達成のためのガイダンスを取得できます。


  • 歩数:今日のそれまでの歩数。運動量と動きの記録から、歩数に換算されます。
  • 距離:移動距離。距離の算出は、身長と歩数に基づきます。
  • カロリー:トレーニングとアクティビティによる消費カロリー数と、BMR(Basal metabolic rate:生命を維持するために必要な最小代謝量・基礎代謝率)を表示します。

ウォッチフェイスがPolar Jumboである場合、ホーム画面からアクティビティ画面を素早く開くことができます。ライトブルーのアクティビティアイコンをタップするだけです。

その日のアクティビティ目標達成のために残っているものを確認するには、画面でアクティビティデータビューが開いているときにアクティビティデータビューをタップします。

1日の目標を達成するために、低、中、高それぞれの運動強度で必要な活動時間を提供します。「Up」は低強度、「Walk」は、中強度、「Jog」は、高強度を意味します。「50分のウォーキング」または「20分のランニング」といった実用的なガイダンスにより、目標達成に向けて運動を選択することができます。

Polar FlowアプリやPolar Flowウェブサービスで、低、中、高の強度の活動例を見ることができます。

Polarウォッチフェイスの使用時、1日のアクティビティ目標を達成すると、バイブレーションによるアラートを受け取ります。


低活動アラート

健康でいるために、運動が重要な要素であることは広く知られています。身体的にアクティブになることに加えて、長時間座り続けることを避けることも重要です。たとえ、日々トレーニングや十分なアクティビティを行っていても、長時間座り続けていることは健康に良くありません。Polarアプリは、1日の中で動いていない時間が長すぎるのを判別し、座り続けることで健康に好ましくない影響が出ないようにサポートします。

1日のアクティビティ目標に設定しているアクティビティレベルにかかわらず、55分間動いていない状態が続くと、低活動アラート通知を受け取ります:バイブレーションと共に、「さあ、動きましょう!」と表示されます。立ち上がって、アクティブになる方法を見つけましょう。軽い散歩やストレッチ、その他の軽いアクティビティを行いましょう。このメッセージは、身体を動かし始める、またはいずれかのボタンを押すと消えます。

アラートから5分間以内に動かないと、低活動スタンプがつきます。1日のアクティビティデータの下にある、Polarアプリの「今日の活動」で低活動スタンプを確認できます。Polar Flowアプリとウェブサービスで1日に受け取った低活動スタンプの数を確認することもできます。日々の習慣を見直し、よりアクティブな生活を目指すのに役立ちます。

低活動アラートまたはスタンプは、1日のアクティビティ目標達成状況に影響しません。


FlowウェブサービスおよびFlowアプリでの睡眠情報

M600上のPolarアプリの睡眠データについては、「Polar Sleep Plus」の章をご参照ください。

毎日24時間のアクティビティ測定機能付きPolarデバイスは、眠り始めた時間、眠っている時間、起床した時間を手首の動きから自動的に検出します。夜間、動きを観察して睡眠における中断を記録し、実際の睡眠時間を知らせてくれます。睡眠の検出は、3Dデジタル加速度センサーによる、利き腕でない手の動きの記録に基づいて行われます。

睡眠を記録・確認することにより、睡眠パターンに関する情報を取得でき、改善や変更が必要な部分が理解できます。それぞれの夜間の平均を比較し、パターンを評価することにより、1日において睡眠に影響を与えうるものを把握できます。Polar Flowアカウントの週間サマリーは、睡眠・起床パターンの規則性を評価するのに役立ちます。

Polar Sleep PlusTMにより測定されるもの – 睡眠記録の重要要素

  • 睡眠時間:「睡眠時間」 とは、就寝から起床までの時間のことをいいます。Polarデバイスがあなたの身体の動きから、いつ眠っていていつ目覚めているかを察知します。睡眠時間中何らかの中断があった場合もその詳細を記録します。
  • 実際の睡眠:「実際の睡眠」とは、就寝から起床までに実際に眠っていた時間のことをいいます。より具体的に、睡眠時間から中断の時間を引いたものとなります。実際に眠っていた時間が実際の睡眠となります。実際の睡眠時間はパーセント [%] または時間 [h:min] で表示されます。
  • 中断:通常夜間の睡眠時には、時間の長短に関わらず、頻繁に睡眠が中断します。睡眠から目覚めている状態があるという事です。あなたがこれを覚えているかどうかは、中断した時間の長さによります。一般的にこれが短時間の場合は記憶には残りません。長時間になると、例えば起きて台所に水を飲みに行った場合などは、記憶に残るでしょう。
  • 睡眠の継続状況:睡眠の継続状況とは、睡眠状態がどのように継続したかを示します。睡眠の継続状況は1-5の段階で診断されます。5は睡眠の継続時間が一番長かったことを表します。この数値が低くなるほど睡眠の中断回数が多かったことを示します。「良い睡眠」とは、頻繁な中断なしに、実際の睡眠時間が長く続くことをいいます。
  • 自己評価:客観的な睡眠の指標の表示に加えて、Flowサービスは睡眠を日常的に自己評価することを推奨します。睡眠の程度を5段階で評価できます:まったく眠れなかった - よく眠れなかった - まあまあ眠れた - よく眠れた - とてもよく眠れた。この質問に答えることにより、睡眠の時間と質に関するテキストのフィードバックを取得できます。

Polar Flowアプリとウェブサービスのアクティビティデータ

Polar Flowアプリで、いつでもアクティビティ記録を確認、分析できます。また、データをPolarアプリからFlowウェブサービスに同期できます。また、ウェブサービスでは、さらに詳細なアクティビティ情報が確認でき、理解を深めることができます。