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補助 GPS(A-GPS)

M430は内蔵のGPSにより、様々なアウトドアスポーツにおける正確な速度や距離を測定し、またセッション後にPolar FlowアプリおよびPolar Flowウェブサービスのマップ上でルートを確認できます。

M430は補助GPS(A-GPS)を使用し、瞬時の衛星の捕捉を可能にします。A-GPSは、GPS衛星の予測位置をM430に提供します。これにより、M430は衛星を探す位置を予測できるので、受信環境が良好でない場合でも、数秒以内で信号を受信することができます。

A-GPS(補助GPS)データは1日に1回、更新されます。最新のA-GPS(補助GPS)データファイルは、M430をFlowSyncソフトウェア経由でFlowウェブサービスに同期する度に、自動的に更新されます。M430をFlowアプリ経由でFlowウェブサービスに同期する場合、A-GPS(補助GPS)データファイルは、1週間に1回、更新されます。

A-GPS(補助GPS)有効期限

A-GPS(補助GPS)データファイルは最長13日間有効です。そのうち、最初の3日間のデータの精度が比較的高く、残りの日数において精度は次第に低下します。定期的に更新することにより、位置の精度を維持できます。

M430の現在のA-GPS(補助GPS)データファイルの有効期限を確認できます。M430から設定 > 基本設定 > 製品について > A-GPS 有効期限に進みます。データファイルの有効期限が切れている場合は、FlowSyncソフトウェアまたはFlowアプリ経由でM430をFlowウェブサービスに同期し、A-GPS(補助GPS)データを更新します。

A-GPS(補助GPS)データファイルの有効期限が切れると、現在位置を取得するのに長い時間がかかる場合があります。

GPS機能

M430には、以下のGPS機能があります。

  • 高度、上昇と下降:上昇および下降したメートル/フィートと、リアルタイムの高度測定。
  • 距離:セッション中とセッション後に正確な距離を表示。
  • 速度/ペース:セッション中とセッション後に、正確な速度/ペースを表示。
  • ランニングインデックス:M430では、ランニングインデックスは、ランニング中に測定された心拍数および速度のデータを基に判定されます。これは有酸素運動能力とランニング効率の両方から、あなたのランニングパフォーマンスのレベルを表示します。
  • スタート点に戻る:スタート地点への方向をガイドし、また、そこまでの最短距離を表示します。ボタンを押すだけでスタート地点の方向が分かるので、安心して知らないルートにも挑戦できます。
  • 省電力モード:長時間のトレーニングセッションにおいてM430の電池残量を維持できます。GPSデータは、60秒の間隔で記録されます。間隔が長いほど長時間にわたって記録できます。省電力モードがオンの時は、オートポーズは使用できません。また、ストライドセンサーがない場合はランニングインデックスを使用できません。

GPSのパフォーマンスを最大にするため、M430は手首でディスプレイが上を向いた状態で装着してください。M430上のGPSアンテナの位置の関係上、ディスプレイを手首内側に向けた状態でのトレーニングはお勧めできません。M430をバイクのハンドル上に装着する場合も、ディスプレイが上を向くのを確認してください。