個人設定
個人設定を表示、変更する場合は、設定 > 個人設定を選択します。個人設定には以下の項目が含まれます。
- 性別
- 身長
- 体重
- 生年月日
- 最大心拍数
- 安静時心拍数
- 最大酸素摂取量 (VO2max)
個人設定は正確に入力することが重要です。特に体重、身長、生年月日、および性別の設定は、心拍数のリミットや消費カロリーなどの測定値の精度に影響するため、正確に設定することが重要です。
項目をタップして開き、変更してください。をタップして、変更を適用し前のメニューに戻ります。
一部の設定(例:「性別」)では、選択したい値が表示されるまでそのフィールドをタップします。
性別
男性または女性を選択します。
身長
身長を設定します。
体重
体重を設定します。
生年月日
生年月日を設定します。
最大心拍数(HRmax)
最大心拍数:医療機関等で測定した最近の最大心拍数が分かる場合は、最大心拍数を設定します。最初にこの値を設定する際には、デフォルト値として年齢から推定される最大心拍数(220-年齢)が表示されます。
最大心拍数についてHRmax(最大心拍数)は、エネルギー消費量を推定するために使用されます。HRmaxは、最大運動負荷でトレーニングした時の1分間の最大心拍数です。HRmaxは、トレーニング強度を決定する際にも使用します。最も正確なHRmaxを判定する方法は、医療機関等で最大運動負荷試験を行うことです。
安静時心拍数
安静時心拍数:安静時の心拍数を設定します。
安静時心拍数について安静時心拍数(HRrest)は、完全にリラックスした状態で測定される1分間の最低心拍数(bpm)です。年齢、フィットネスレベル、遺伝、健康状態、性別は、HRrestに影響します。HRrestは、心肺機能のトレーニングにより減少します。成人の正常値は60~80bpmですが、トップクラスのアスリートの場合、30bpm未満となる場合もあります。異常に高すぎるHRrestは、過度な運動や病気の兆候である可能性もあります。
最大酸素摂取量(VO2 max)
最大酸素摂取量:最大酸素摂取量VO2maxを設定します。
VO2maxについて細胞組織への酸素供給能は、心肺機能によるものであるため、最大酸素摂取量(VO2)と心肺機能の健康度には明確な相関性があります。VO2max (最大酸素摂取量、最大有酸素パワー)は、最大の運動時に身体が利用できる酸素の最大量で、心臓が筋肉に血液を供給できる最大能力に直接関係しています。VO2maxは、体力テストで測定または推測することができます(最大運動テスト、最大下運動テスト、Polarフィットネステストなど)。VO2maxは、心肺機能の有効な指標であり、ランニング、サイクリング、クロスカントリースキー、水泳などの有酸素運動におけるパフォーマンス能力を予測するのに有効です。
VO2maxは、1分当たりのミリリットル(ml/min = ml・min-1)、または体重(Kg単位)あたり(ml/kg/min = ml・kg-1・min-1)で表されます。
酸素摂取量(VO2)と心拍数(HR)の関係は、活発な運動中は直線的になります。 VO2maxのパーセンテージ(%)は、次の公式によりHRmaxのパーセンテージ(%)に変更できます。%HRmax = (%VO2max + 28.12)/1.28.
VO2maxは、運動強度の基底変数です。運動強度の目標を決めるのに、心拍数は実用的でとても便利な方法です。心拍モニターを使用すれば、運動中にオンラインで、瞬時に確認できます。