心拍数計測方法の違いによる長所と短所は?
Polarでは、2つの異なる心拍数計測方法を使用しています:光学式心拍数計測と、チェストストラップ付き心拍センサーによる計測です。
光学式心拍数計測は、光電式容積脈波記録法(PPG)に基づいています。一方、チェストストラップ付き心拍センサーは、心臓の電気的活動を計測します。
どちらの方法も長所と短所があります。どちらの場合においても、正確に読み取れるようデバイスをしっかりと装着していることを確認します。
手首での光学式心拍数計測(Grit X、Grit X Pro、Grit X2 Pro、Ignite、Ignite 2、Ignite 3、M200、M430、Pacer、Pacer Pro、Unite、Vantage M、Vantage M2、Vantage M3、Vantage V、Vantage V2, Vantage V3)
長所:
- 便利なオールインワンソリューションです。
- チェストストラップを用意せずに心拍数の確認やトレーニングセッションが素早く実行できます。
短所:
- 手を頻繁に動かす、または、手首の近くで筋肉と腱を曲げるスポーツでは精度が高くありません。
- タトゥーなどが入った肌の場合正確に測定されない場合があります。
- きつく締めてもゆるすぎてもいけません。
腕まわりでの光学式心拍数計測(Polar Verity Sense、Polar OH1)
長所:
- Polar Verity Sense/Polar OH1センサーを前腕または上腕の周りに装着することができます。状況によっては、手首ではなく腕まわりから心拍数を追跡する方が良い場合があります。動きや運動によっては、手首や腱に負担がかかる場合があります(プルアップなど)。 これは光学式心拍数信号の品質に影響を与える可能性があります。これらの生理学的制約はセンサーの配置の多様性を利用することによって解決することができます。
- Polar Verity Sense/Polar OH1には内部メモリが搭載されているので、例えば、信号を腕時計に送信できない水泳のようなスポーツにおいて、独立したトレーニングデバイスとして使用することができます。
- スイミングゴーグル ストラップクリップ(Polar Verity SenseおよびPolar OH1 +製品パッケージに含まれています)と一緒に使用すると、水泳中に心拍数を正確に測定するために、こめかみに対して着用でき、水泳に最適です。
短所:
- 手を頻繁に動かす、または、センサーの近くで筋肉と腱を曲げるスポーツでは精度が高くありません。
- タトゥーなどが入った肌の場合、心拍数が正確に測定されない場合があります。
- チェストストラップ付き心拍センサーよりも、誤って装着される可能性が高くなります。
チェストストラップ付きPolarH10心拍センサー
長所:
- 様々なスポーツで信頼性高く使用できます。
- 信頼性と精度の高いPolar技術に基づき心拍数を測定します。
- モバイルアプリや他のトレーニングデバイスなど、他の様々なデバイスとBluetooth Smart経由で接続可能です。
短所:
- リストユニットに加えて、ストラップを常に携帯・装着しなければなりません。
- 胸部のまわりでの装着に慣れていない場合、慣れることが必要です。
- 布製のストラップの機能性を維持するには定期的に洗うことが必要です(また、洗浄により次第に摩損するため、新しいものとの交換がそのうち必要になります)。
誠に勝手ながら、ゴールデンウィーク期間中は、サービスセンターを下記の通り休業とさせていただきます。
2024年 4月27日(土)~ 5月6日(月)
※ゴールデンウィーク休業前の修理品のご返送は、2024年4月19 日(金)弊社到着分までとさせていただきます。但し、修理の内容によりましては休業前の対応が出来かねる場合がございますのでご了承くださいませ。
その他、修理のお問い合わせはサービスセンター info.jp@polar.com までご連絡下さい。