スイミングメトリクス(プールスイミング)
スイミングメトリクスは、各スイミングセッションの分析、パフォーマンスや長期間にわたる進捗の確認に役立ちます。 メトリクスは、スイムの距離、タイム、ペースやストローク数を記録、泳法も判別します。 またSWOLF(スウォオルフ)スコアを参考に、スイムの技術向上を目指せます。
より正確な情報を得るために、V800を装着する手首を正しく設定してください。 V800の基本設定から設定できます。
スイミングメトリクスは、プールスイミング プロファイルでのみ利用できます。 プールスイミング プロファイルは、V800ファームウエアのバージョン1.2以降で利用できます。
泳法
V800は、泳法を認識しそれに基づいたメトリクスで数値を算出、またセッション合計を表示します。
V800が認識できる泳法:
- 自由形
- 背泳ぎ
- 平泳ぎ
- バタフライ
ペースと距離
ペースと距離は、プールの長さに基づき算出されます。そのため正確なデータを得るには、プールの長さを正しく設定してください。 V800がターンを認識し、それをもとに正確なペースと距離を測定します。
ストロークレート
ストロークレートは、1分当たり、またはプールの長さ当たりのストローク数です。 スイムの技術やリズム、タイミングを知るのに役立ちます。
Swolf
SWOLF(swimmingとgolfの略)は、効率性を把握するための間接的な値です。 SWOLFは、プール長(1ラップ)を泳ぐのに要した時間(秒)とストローク数の合計から算出されます。 例えば、1ラップを30秒、10ストロークで泳ぐとSWOLFスコアは40となります。一般的に、同距離を同泳法で泳いだ際のSWOLFが低くなるほど、効率的に泳いでいることになります。
SWOLFは、人によって大きく異なるので、他の人のSWOLFスコアと比較するものではありません。 個人のスイム技術向上・調整や、異なる泳法ごとの最適な効率を見つけるのに役立つパーソナルツールです。
プールの長さの選択
ペース、距離、ストローク数の計算、さらにSWOLFスコアの算出に影響するため、プールの長さを正確に選択することが重要です。 デフォルトの25m、50m、25ヤードに加え、手動でカスタム設定も可能です。 設定できる最短の長さは、20m/ヤードです。
選択したプールの長さはプレトレーニングモードで表示されます。 ここで変更するには、左上ボタンを長押しして、スポーツプロファイルのクイックメニューにアクセスし、プールの長さで正確な長さを設定します。 また、設定 > スポーツプロファイル > プールスイミング > プールの長さからも変更できます。
プールスイミング セッションの開始
- 時刻表示画面で ボタンを押してプレトレーニングモードに入り、プールスイミング プロファイルまでスクロールします。
- プールの長さが正しいことを確認します。(ディスプレイに表示されます)
- トレーニング記録を開始するには、 ボタンを押します。
スイムの後
V800のトレーニングサマリーで表示される情報:
- 平均および最高ペース(ペース/100メートル、またはペース/100ヤード)
- ラップ情報
-
泳法ごとのサマリーには、以下の情報があります:
- スイムタイム
- 平均および最大心拍数(H7心拍センサー使用時)
- 平均および最高ペース(ペース/100メートル、またはペース/100ヤード)
- 平均ストローク(ストローク/プール長およびストローク/分)
セッション後は、Flowウェブサービスからスイムの詳細を確認できます。