内蔵地図
Polar Flowウェブサービスから内蔵地図をダウンロードし、コンピュータを使ってご使用の腕時計に伝送することができます。Flowウェブサービスで提供される地図には、国や地域の詳細地図、大陸や広域にわたるベーシックな地図が含まれます。北米とヨーロッパのベーシックな地図は腕時計にあらかじめインストールされています。Grit X2 Pro、Vantage M3およびVantage V3ユーザーは内蔵地図を利用できます。
トレーニング中に内蔵地図を使用
トレーニング中、内蔵地図はフルスクリーンの地図ナビゲーショントレーニングビューとして利用できます。デフォルトでは、トレーニングビューはほとんどのアウトドアスポーツプロファイルで有効になっています。このビューはGPSを使用するすべてのスポーツプロファイルに追加できます。
トレーニング セッションを開始したら、UP(右上)/DOWN(右下)ボタンで地図ナビゲーションのトレーニングビューまでスクロールします。地図は単に地図としても (1)、ルートガイダンス (2)、 スタート地点に戻る (3)、トラックバック (4) といった他のナビゲーション機能と組み合わせても使用できます。機能をオンにするには、地図ナビゲーションメニューを使います。
地図ナビゲーションのトレーニングビューでは、
- ロケーションポインタ(矢印)があなたの現在位置と進行方向を表示します。進行方向の情報が利用できない場合、現在位置は青い点で示されます。現在位置を進行方向と共に表示するには、地図ナビゲーションメニューでコンパスを校正します。
- ブレッドクラムトレイルは赤い線で表示され、これまで通ってきたルートを示します。
- 青い線はトレーニング セッションのために選んだルートを示し、ルートに沿った矢印はルートの進行方向を示しています。
- 地図を囲む東西南北の方位表示はナビゲーションに役立ちます。
- 地図のスケールは、地点間の距離を割り出すのに役立ちます。
地図ナビゲーションビューでOKを押し、メニューを開きます。次のオプションがメニューに表示されます。
パン/ズーム
パン/ズームモードを有効化します。アップ (+) とダウン (-) を使って表示を調整し、スワイプジェスチャーでパンします。OKを押して新しいズームレベルを承認し、パン/ズームモードを終了します。あなたの現在位置は自動的に地図の中心に表示されます。BACK(左下)ボタンを押してパン/ズームモードを終了すると、地図表示は前のズームレベルに戻ることにご留意ください。
現在地
現在位置の座標情報を表示します。
POI
地図上に地点をセットする、リストから選択する、表示されているPOIを選択するのいずれかを選択します。詳しくは、 POIを参照してください。
ルート
ルートでは、Flowウェブサービスのトレーニング セッションの分析ビュー画面でお気に入りとして保存し、Polar Flowアプリで腕時計に同期したルートを確認できます。KomootとStravaのルートもここにあります。リストからルートを選択し、希望するルートの開始地点を選択します:スタートポイント (元の方向)、中間ルート (元の方向)、 終着点から折り返し 、または 中間ルートから折り返し 。
スタート地点に戻る
「スタート地点に戻る」(最短ルート)または「トラックバック」(同じルート)機能をオンにします。
地図の方向
画面上部が常に地図の北を指しているようにするには、「北を上」を選択します。
画面上部が常に進行方向を示すようにするには、「進行方向が上」を選択します。進行方向を変えると、地図はこれに応じて回転します。
ズームレベルを最大にして運動すると「進行方向が上」は停止し、地図の方向は自動的に北が上になります。ズームレベルを適切な近さにすると、地図の方向は「進行方向が上」に戻ります。パン/ズームモードを有効化した場合も、地図の方向は「北を上」に変わります。
コンパスの校正
コンパスの校正を手動で行うには、表示された指示に従ってください。
校正は、腕時計を手首に装着した状態で行ってください。
現在の地図
現在の地図を表示し、使用中のスペースを確認できます。地図を変更したり、現在位置に基づいて自動的に地図が選択されるように設定することも可能です。
Flowウェブサービスで:
- 画面右上の名前/プロフィール写真をクリックします。「スポーツプロファイル」に進み、追加したいスポーツプロファイルで「編集」を選択します。
- 「デバイス関連」を選択します。
- 「Vantage V3」 > 「トレーニングビュー」 > 「新規追加」 > 「フルスクリーン」 > 「地図ナビゲーション」を選択して保存します。
- 設定を腕時計に同期してください。
Flowモバイルアプリで:
- メインメニューに進み、「スポーツプロファイル」を選択します。
- スポーツプロファイルを選択し、「編集」をタップしてスポーツプロファイル設定を開きます。
- Flowアカウントに2台以上のデバイスが登録されている場合は、ページ上部でV3が選択されていることを確認してください。スワイプでデバイスを変更できます。
- 下にスクロールしてトレーニングビューを出し、追加表示にて「地図ナビゲーション」ビューを選択します。
- 準備ができたら、「完了」をタップします。
- 設定を腕時計に同期してください。
地図ナビゲーションビューでラップをマークするにはどうすれば良いですか?
指で画面を強くたたくと、手動でラップをマークすることができます。この機能は、Polar Flowアプリまたはウェブサービスのスポーツプロファイル設定でオンにできます。
トレーニング セッション中にディスプレイがオンのままになるように設定するには、どうすれば良いですか?
プレトレーニングモードのとき、またはトレーニング セッション中に一時停止時しているときは、クイックメニューから「ディスプレイを常にオン」にする設定にアクセスできます。「常にオン」を選択すると、腕時計のディスプレイは、トレーニング セッション中もずっと照らされます。
- プレトレーニングモードで、LIGHT(左上)ボタンを押すか、または設定アイコンをタップし、クイックメニュー画面に入ります。トレーニング中:BACK(左下)ボタンを押してトレーニング セッションを一時停止し、LIGHT(左上)ボタンを押しクイックメニュー画面に入ります。
- 「ディスプレイを常にオン」を選択し、それから「オフ」、「このセッションのみ」または「このスポーツで」を選択します。
「このセッションのみ」を選択した場合、トレーニング セッションを終了すると設定はデフォルトでオフに戻ります。「このスポーツで」を選択した場合は、今度もこのスポーツで行うトレーニングセッションにこの設定が適用されます。
「常にオン」を設定すると、デフォルト設定よりもずっと早く電池が消耗すること、またディスプレイの寿命に影響が及ぶ場合があることにご留意ください。デフォルト設定は、バッテリーやディスプレイの寿命がなるべく長くなるよう最適化されています。
地図の向きを「進行方向が上」に設定しているのですが、時々、北が上に変わってしまいます。なぜですか?
ズームレベルを最大にして運動すると「進行方向が上」は停止し、地図の方向は自動的に北が上になります。ズームレベルを適切な近さにすると、地図の方向は「進行方向が上」に戻ります。パン/ズームモードを有効化した場合も、地図の方向は「北を上」に変わります。
ナビゲーションビューに地図が表示されません。なぜですか?
現在位置が地図のカバーエリア外である可能性があります。
- 自分の住んでいる地域をカバーする地図をダウンロードし、腕時計に転送するようにしてください。
別の地図が起動している可能性があります。
- 地図ナビゲーションビューで「OK」を押し、地図ナビゲーションメニューを開きます。「現在の地図」を選択すると、地図を変更したり、現在位置に基づいて自動的に地図が選択されるように設定することも可能です。
トレーニング以外での内蔵地図の使用
トレーニングをしていないときは、 ナビゲーションビューから内蔵地図にアクセスできます。ナビゲーションビューにたどりつくまで文字盤を左右にスワイプし、それからディスプレイをタップすると詳細を確認できます。詳細にある地図をタップし、地図ナビゲーションビューを開きます。
地図ナビゲーションビューでは、
- ロケーションポインタ(矢印)があなたの現在位置と進行方向を表示します。進行方向の情報が利用できない場合、現在位置は青い点で示されます。現在位置を進行方向と共に表示するには、地図ナビゲーションメニューでコンパスを校正します。
- 地図を囲む東西南北の方位表示はナビゲーションに役立ちます。
- 地図のスケールは、地点間の距離を割り出すのに役立ちます。
アップ (+) とダウン (-) を使って表示を調整し、スワイプジェスチャーでパンします。
「OK」を押して地図ナビゲーションメニューを開くと、次のオプションが表示されます:
- 再センタリング:地図の中心をあなたの現在位置に戻します。
- 現在位置:現在位置の座標情報を表示します。
- POI: 地図上に地点をセットする、リストから選択する、表示されているPOIを選択するのいずれかを選択します。詳しくは、 POIを参照してください。
- コンパスの校正:コンパスの校正を手動で行うには、表示された指示に従ってください。校正は、腕時計を手首に装着した状態で行ってください。
- 現在の地図:現在の地図を表示し、使用中のスペースを確認できます。地図を変更したり、現在位置に基づいて自動的に地図が選択されるように設定することも可能です。
地図をダウンロードし腕時計に転送する
地図をダウンロードし腕時計に転送するにはコンピュータが必要です。また、腕時計を自分のFlowアカウントに接続する必要があります。まず最初にPolar Flowウェブサービスから地図をダウンロードし、それからコンピュータでファイルエクスプローラ(Windows)またはOpenMTP(Mac)を使って地図を腕時計に転送します。
Flowウェブサービスで地図ダウンロードページにアクセスするには、画面右上隅にある自分の名前/プロファイル写真をクリックし、地図をダウンロードを選択します。リンク flow.polar.com/maps から直接アクセスすることもできます。
新しい地図をダウンロードするか、または腕時計上にある地図を再びダウンロードすると、地図のアップデートを行うことができます。もっと小さく詳細な地図、またはもっと大きくベーシックな地図を選択できます。
- 詳細な地図(国および地域)では、たとえば小さなトレイルや等高線などが表示されます。
- ベーシックな地図(大陸や広域)では、たとえば主要な道路やトラックなどが表示されます。ベーシックなヨーロッパと北米の地図は腕時計にあらかじめインストールされています。
地図上で任意の地域をクリックすると、地図のサイズと最終更新日を確認できます。地図をダウンロードするには、ダウンロードボタンをクリックしてください。
付属のケーブルを使用して、腕時計をパソコンに接続します。ケーブルが所定の位置に収まることを確認します。
ダウンロードした地図ファイルを、ダウンロードフォルダから腕時計のストレージフォルダにドラッグします。
同時にFlowSyncとデータを同期すると、転送スピードは遅くなります。転送スピードを上げるには、同期の実行中やFlowsyncの動作中を避けて、腕時計に地図ファイルを転送することをお勧めします。
地図ファイルが腕時計のストレージフォルダにコピーされると、トレーニング中に地図ナビゲーションビューから地図にアクセスできるようになります。
腕時計がコンピュータに接続されている場合、不必要な地図をストレージフォルダから削除できます。地図ファイルをマウスで右クリックし、「削除」を選択します。
Macで地図ファイルを腕時計に転送するには、OpenMTP(Mac用ファイル転送アプリ)をMacにインストールする必要があります。OpenMTPはここからダウンロードできます:https://openmtp.ganeshrvel.com/
インストールしたら、MacでOpenMTPを開きます:
- OpenMTPの設定でデバイスの自動検出を有効にします:
- 付属のケーブルを使用して、腕時計をパソコンに接続します。ケーブルが所定の位置に収まることを確認します。
- MacファイルがOpenMTPウィンドウの左側に、腕時計のストレージフォルダは右側に表示されます。Macのダウンロードフォルダに移動し、地図ファイルを腕時計のストレージフォルダまでドラッグします:
地図ファイルが腕時計のストレージフォルダにコピーされると、トレーニング中に地図ナビゲーションビューから地図にアクセスできるようになります。
腕時計がコンピュータに接続されている場合、不必要な地図をストレージフォルダから削除できます。削除したい地図ファイルを選択し、ゴミ箱のアイコンをクリックしてファイルを削除します:
MacにOpenMTPをインストールしましたが、「デバイスに接続できませんでした 」というエラーが起き続けます。どうすればよいですか?
- プレビューアプリが開いている場合は(バックグラウンドで動作している場合でも)、これを終了すると問題が解決する可能性があります。メニューバーの プレビュー メニューから 「プレビューの終了」を選択し、プレビューを閉じます。
- 腕時計を再起動します。腕時計のBACK(左下)ボタンを押し、「設定」 > 「基本設定」 > 「この腕時計について」を選びます。一番下までスクロールし、「腕時計を再起動する」を選びます。
- Macを再起動します。
誠に勝手ながら、ゴールデンウィーク期間中は、サービスセンターを下記の通り休業とさせていただきます。
2024年 4月27日(土)~ 5月6日(月)
※ゴールデンウィーク休業前の修理品のご返送は、2024年4月19 日(金)弊社到着分までとさせていただきます。但し、修理の内容によりましては休業前の対応が出来かねる場合がございますのでご了承くださいませ。
その他、修理のお問い合わせはサービスセンター info.jp@polar.com までご連絡下さい。