Polarストライドセンサーのペアリングと校正
ストライドセンサーセンサーとM430/M400のペアリング
ストライドセンサーがシューズに正しく取り付けられていることを確認します。ストライドセンサーの取り付けに関する詳細は、対象のストライドセンサーのユーザーマニュアルを参照ください。
M430/M400とストライドセンサーをペアリングする2つの方法:
- 時刻表示画面でスタートボタンを押して、プレトレーニングモードに入ります。
- M430/M400とストライドセンサーをタッチし、検知されるのを待ちます。
- 対象のデバイスID、「Polar RUN xxxxxxxxをペアリング」と表示されます。「はい」を選択します。
- 完了すると、「ペアリング完了」と表示されます。
、または
- 基本設定 > ペアリングと同期 > 他のデバイスをペアリングに進み、スタートボタンを押します。
- M430/M400がストライドセンサーを検索し始めます。
- 対象のストライドセンサーが見つかると、「Polar RUN xxxxxxxx」と表示されます。
- スタートボタンを押すと、ペアリングと表示されます。
- 完了すると、「ペアリング完了」と表示されます。
ストライドセンサーの校正(キャリブレーション)
ストライドセンサーの校正(キャリブレーション)はスピード・ペース・距離の測定の精度を向上させます。初めて使用する前、またランニングフォームが大きく変わった場合やセンサーの装着位置を変えた場合(新しいランニングシューズやセンサーを着けるシューズを左右変更した場合など)は、校正を行うことをお勧めします。校正は、通常のランニングスピードで行います。色々なスピードで走る場合は、その平均的なスピードで行います。ストライドセンサーは手動または自動で校正できます。
ストライドセンサーを使用したトレーニングでは、速度データをGPSで取るかストライドセンサーで取るかを選択できます。設定するには、設定 > スポーツプロファイル > ランニング > ストライドセンサー > 速度計測に使用するセンサーを選択に進み、ストライドセンサーまたはGPSを選択します。
手動校正
手動校正には2つの方法があります。正確な距離が分かる場所を走り、クイックメニューで正しい距離を設定します。正確な距離が得られる係数がわかっている場合は、手動で校正係数を設定することもできます。
正確なラップ距離を設定
- 時刻表示画面でスタートボタンを押して、プレトレーニングモードに入り、ランニングプロファイルまでスクロールします。
- セッションを開始し、正確な距離が分かる場所(400メートル以上)を走ります。
- その距離を走ったら、スタートボタンを押してラップを記録します。
- 左上ボタンを長押しして、クイックメニューに入り、ストライドセンサー > 校正 > 手動 > 正しいラップ距離を設定を選択します。
- 走った実際の距離を設定します。校正係数が更新されます。
校正係数の設定
校正係数を使用し手動でストライドセンサーを校正するには、設定 > スポーツプロファイル > ランニング > ストライドセンサー > 校正 > 手動 > 校正係数を設定を選択します。正確な距離を算出できる校正係数が既にわかっている場合。校正済校正係数:xxxx と校正完了時に表示されます。
ストライドセンサーを使用したトレーニング中にも、手動で校正が可能です。LIGHT(ライト)ボタンを長押しして、クイックメニューに入り、ストライドセンサー > 校正 > 手動を選択します。
自動校正
ストライドセンサーの自動校正は、GPSデータに基づき、バックグラウンドで実行されます。自動校正後に、現在のペース、ストライド幅、累計の距離が更新されて表示されます。速度は距離の校正が完了するまで、ディスプレイ上にグレーで表示されます。後からストライドセンサーを手動で校正すると、GPSに基づいた校正係数に上書きします。
自動校正は2度行われ、2つの校正係数の平均が使用されます。次回のトレーニングセッションで、前回の校正係数とセッション中に得られた係数の平均が使用されます。
自動校正は100メートル以上の距離で開始します。距離500mでの校正では、以下の条件を満たす必要があります。
- 最低、6基の衛星を検知する必要があります。
- 速度は7 km/h 以上でなければなりません。
- 上りと下りが30メートル未満です。
様々な路面(例:道路、トレイル)で走る場合、各路面に適した校正が行えるよう、それぞれにスポーツプロファイルを使用します。
ストライドセンサーを自動で校正するには、以下を選択してください:
- 設定 > スポーツプロファイル > ランニング > ストライドセンサー > 校正 > 自動
ストライドセンサーを使用したトレーニング中にも、自動で校正が可能です。LIGHT(ライト)ボタンを長押しして、クイックメニューに入り、ストライドセンサー > 校正 > 自動を選択します。
ランニングケイデンスおよびストライド幅
ランニングケイデンス*は、ストライドセンサー*を装着した足が1分間で接地する回数です。ストライド幅*は、1つのステップの平均幅を指します。ストライド幅は、地面に接触する右足と左足の間の距離です。ランニング速度 = 2Xストライド幅Xケイデンス。より速く走るには2つの方法があります:ケイデンスを上げる、またはステップを大きくするのどちらかです。優秀な長距離ランナーは一般的に高ケイデンス(85~95)で走ります。ただし、上り坂ではケイデンス値は下がり、下り坂では、値が高くなります。ランナーは、ストライド幅を調整してスピードを上げます。スピードが上がればストライド幅も増えます。:しかしながら、初級ランナーに最も多い一般的なミスは、ストライドの幅を広げすぎることです。最も効率的なストライド幅は、一番快適に感じる自然な歩幅です。足の筋肉を鍛えるとストライド幅が大きくなり、レースでスピードを上げやすくなります。
またケイデンス効率の最大化にも取り組む必要があります。ケイデンスは簡単に向上するものではありませんが、適切なトレーニングにより、全ランニングを通してケイデンスを維持し、パフォーマンスを最大化することができます。ケイデンスを向上させるには、筋肉と神経の連携を強化し、トレーニング頻度を高める必要があります。まずは週1度、ケイデンストレーニングを始めるのが良いでしょう。ケイデンストレーニングを、週の他の日のトレーニングにも組み込みます。長距離の軽度のランニングの際、時々より速いケイデンスを取り入れるのも良いでしょう。ストライド幅を向上させる良い方法は、丘や砂場、または階段を駆け上がるなどの特定の強度の運動の実施です。筋力トレーニングを含む6週間程のトレーニング期間で、かなりストライド幅が伸ばせます。また、レッグスピードトレーニン(例:速くて5kmペースでの短いストライド)と合わせることでランニングスピードも向上します。
誠に勝手ながら、ゴールデンウィーク期間中は、サービスセンターを下記の通り休業とさせていただきます。
2024年 4月27日(土)~ 5月6日(月)
※ゴールデンウィーク休業前の修理品のご返送は、2024年4月19 日(金)弊社到着分までとさせていただきます。但し、修理の内容によりましては休業前の対応が出来かねる場合がございますのでご了承くださいませ。
その他、修理のお問い合わせはサービスセンター info.jp@polar.com までご連絡下さい。