夜間の皮膚温

夜間の皮膚温計測では、睡眠中の皮膚温が自動的に記録されます。記録結果は28日間の平均値と比較され、平均値からの差が表示されます。皮膚温の差を追跡することは、身体状態の変化を検知するのに役立ちます。

通常はおよそ+37℃ (98.6 °F) でかなり安定している深部体温とは対照的に、皮膚の温度はもっと大幅に変動する可能性があります。これは、肌の血流を変えることによって、身体が深部体温を調整しているためです。また、環境要因も皮膚温に影響します。変動が+-1℃ / +-1.8℉以内に収まっている場合、それは通常の皮膚温と見なされます。室温が低めだったり、または寝ている間に手が布団から出ているなど、環境要因によって体温が下がることはままあります。体温が高めの場合、それは病気になりかけている徴候である可能性があります。高めの体温は、月経周期の後半(排卵期と分泌期)であることを示している可能性もあります。

皮膚温の計測機能は体温計として使うことはできません。この機能は絶対的な温度ではなく、平均皮膚温からの差のみを示しています。体調が優れない場合は、体温計を使って体温をダブルチェックしてください。

この温度計測機能やデータは、医療目的、診断、治療には使えません。