V650でStrava Live セグメントを使用する
Stravaセグメントは、アスリートがサイクリングまたはランニングでタイムを競い合う時に事前に設定する、ロード/トレイルのセクション(区間)です。セグメントはStrava.comでStravaユーザーなら誰でも作成できるものです。セグメントを使用して自己タイムを比較したり、同じセグメントを完了した他のStravaユーザーのタイムと比較したりすることができます。各セグメントは、そのセグメントにおいて最高記録を達成した人をキング/クイーン・オブ・ザ・マウンテン(KOM/QOM)として公表します。
V650でStrava Liveセグメントの機能を使用するには、Strava Summit分析パックが必要です。Strava Liveセグメントを有効にして、セグメントをFlowアカウントにエクスポートしV650に同期すると、お気に入りのStravaセグメントに近づいたときにV650上でアラートを受信できます。
セグメントを実行すると、V650上セグメントの自己記録(PR)を上回っているか、それとも下回っているかを示す、パフォーマンスデータがリアルタイムで取得できます。セグメントが完了すると結果が計算され、すぐにV650で閲覧できますが、最終結果はStrava.comで確認する必要があります。
StravaとPolar Flowアカウントをリンクさせる
Polar FlowウェブサービスまたはPolar Flowアプリで、StravaとPolar Flowアカウントをリンクさせることができます。
Polar Flowウェブサービスで、設定 > パートナー > Strava > 接続に進みます。
または
Polar Flowアプリで、基本設定 > 接続 > Strava (ボタンをスワイプして接続).に進みます。
Polar FlowアカウントへのStravaセグメントのインポート
- Stravaアカウントから、Polar Flow「お気に入り」/V650にインポートしたいセグメントを選択します。セグメント名の横の星のアイコンを押します。
- 次に、Polar Flowウェブサービスの「お気に入り」ページで「Strava Liveセグメントの更新」ボタンを選択し、Strava LiveセグメントをPolar Flowアカウントにインポートします。
- V650では、最大20項目のお気に入りを登録できます。V650に転送したいセグメントをStrava Liveセグメントの左側のボックスから選んでクリックし、右側のV650同期リストに移します。V650の「お気に入り」内の順序は、ドラッグアンドドロップで変更できます。
- V650を同期して、変更内容を保存します。
Polar Flowウェブサービスとアプリでの、お気に入り項目の管理方法に関するさらに詳しい情報は「Polar Flowでお気に入り/トレーニング目標を管理する」をご覧ください。
危険性のあるStravaセグメントが今後Polar Flowに転送されることはありません。安全を考慮し、平均グレードがマイナス0.25%より低いセグメントは、Stravaではサポートされません。ダウンヒル、また下降傾斜率の激しいセグメントは同期ができない仕様となっています。当社には、どのセグメントが危険とカテゴライズされるかについての決定権はありませんので、予めご了承ください。
Polar V650でStrava Live® セグメント機能を有効にする
まず 「お気に入り」 に進み、ラジオボタンをタップして、Strava Live セグメントを有効化します。V650に転送したすべてのセグメントリストを表示するには Strava Liveセグメント フィールドに入力します。
リストで、各セグメントの名前と長さを確認できます。地図上でセグメントをプレビューするには、リストでセグメントフィールドをタップします。
地図表示には、セグメントの長さ、平均グレード、個人記録(PR)、セグメントの KOM/QOM 時間が表示されます。スワイプして地図を参照したり、ダブルタップでズームインしたり、マルチタップでズームアウトすることもできます。タップして、メイン表示画面に戻ります。
この機能が有効であるとき、Strava Liveセグメントが 「お気に入り」 に表示されます。
Strava Liveセグメントによるトレーニング
GPS(サイクリング、ロードサイクリング、マウンテンバイクのスポーツプロファイル)を使ってサイクリングの記録を開始すると、最も近いStrava® セグメントの開始地点と、あなたの現在位置との間の直接距離が V650上の 「近くのセグント」に表示されます。地図表示には、セグメントの開始地点とルートが表示されます。
Stravaセグメントに近づくと、V650がそれを音で通知し、セグメント開始地点までの距離を表示します。セグメントを取り消すには V650上で 「キャンセル」をタップします。
セグメントの開始地点に達すると、別のアラート音が鳴ります。セグメントの名前とセグメントでの個人記録(PR)タイムが、V650に表示されます。セグメントの記録が自動的に開始します。
Strava Live セグメントビューは、セグメントの開始時にトレーニングビューとして追加されます。V650上でリアルタイムのパフォーマンスデータを確認することができます。Strava セグメント情報とデータを表示することにより、配分調整ができます。
地図表示で左側のデータフィールドをタップし、以下のオプションの切り替えを行います: 自己記録(PR)よりプラス/マイナス、 プラス/マイナスKOM/QOM、 残りの距離 と 所要時間 (セグメント実行中の合計経過時間)。右側のデータフィールドをタップし、以下のオプションの切り替えを行います: スピード、 所要時間 (その時点までのトレーニング セッションの合計時間)、 心拍数 と パワー。
セグメントを完了すると、V650に、セグメントにかかった時間、 自己記録(PR)と比較したときの時間差、 また KOM/QOMとの時間差が表示されます。
セグメントが完了すると、結果が計算され、すぐにV650で確認できますが、最終結果はStrava.comで確認する必要があります。
Stravaセグメントに関する詳細情報は、Stravaサポートでご利用いただけます。
Strava Liveは、Strava, Inc.の登録商標です。
誠に勝手ながら、ゴールデンウィーク期間中は、サービスセンターを下記の通り休業とさせていただきます。
2024年 4月27日(土)~ 5月6日(月)
※ゴールデンウィーク休業前の修理品のご返送は、2024年4月19 日(金)弊社到着分までとさせていただきます。但し、修理の内容によりましては休業前の対応が出来かねる場合がございますのでご了承くださいませ。
その他、修理のお問い合わせはサービスセンター info.jp@polar.com までご連絡下さい。