OH1を用いるPolarフィットネステスト
手首での心拍計測によるPolarフィットネステストは、安静時の有酸素運動(心血管)能力を短時間で測定する、容易で安全な方法です。シンプルな5分間のフィットネスレベル評価で、最大酸素摂取量(VO2max)の推定値を算出します。フィットネステストの計算は、安静時の心拍数、心拍数変動、個人情報(性別、年齢、身長、体重)、そして「トレーニング頻度」とよばれる身体アクティビティレベルに関する自己評価に基づいています。Polarフィットネステストは、健康な成人による利用目的で開発されています。
エアロビクスフィットネスレベルは、心血管系システムが、体内で酸素をどれだけ効率的に運搬しているかがキーとなります。エアロビクスフィットネスのレベルが高いほど、心臓が強く、効率的に働いていると言えます。良好なエアロビクスフィットネスには、健康の効果がたくさんあります。例えば、これは高血圧のリスクと心血管疾患や脳卒中のリスクを減らすのに役立ちます。エアロビクスフィットネスの改善を目指す場合、フィットネステストの結果が目に見えて変わるまでには平均6週間の定期的なトレーニングが必要となります。エアロビクスフィットネスの低い人は、より早く進歩が見られます。元々のエアロビクスフィットネスが高ければ高いほど、結果の改善度は小さくなります。
エアロビクスフィットネスは、多くの筋肉を使うトレーニングで向上させるのが、ベストな方法です。このようなアクティビティには、ランニング、サイクリング、ウォーキング、ボート、水泳、スケート、クロスカントリースキーが含まれます。進捗状況をモニタリングするには、最初の2週間のうちにテストを2、3回実行してベースライン値を決定し、その後は月に1回程度テストを繰り返します。
テスト結果を確かで信頼のおけるものにするには、以下の基本的な条件を守ってください。
- テストは、静かな場所であれば、自宅、オフィス、スポーツクラブ等どこでも実施できます。気が散るような音(テレビ、ラジオや電話など)を避け、人と話すのもやめましょう。
- 常に同じ環境と時間帯で、テストを実施します。
- テスト実施前2~3時間は、重い食事の摂取、また喫煙を避けてください。
- テスト前日およびテスト当日は、きつい運動やアルコール、および興奮性のある薬物の摂取を避けてください。
- 穏やかでリラックスした状態になります。テストを開始する前に1~3分間横になり、リラックスしてください。
テスト前およびテスト中
OH1を前腕または上腕の周りにぴったりと装着してください。OH1センサーの光学心拍センサーを血液の流れを妨げないよう、アームバンドをきつくない程度にしめ、センサーがきちんと肌に触れるようにしてください。
身体の動きを最小限にし、会話を止め、リラックスします。小さな動きでもテストを妨げ、テストが失敗する可能性があるため、テスト中にできるだけ静止することが重要です。
Polarフィットネステストは、以下のPolarデバイス/アプリケーションを使用して、OH1で実行できます。
- Polar Beatアプリ
- Polar M460
フィットネステストの行い方の手引きは、お使いのPolar製品のユーザー マニュアルを参照するか、アプリのユーザーインターフェースのガイダンスに従ってください。
誠に勝手ながら、ゴールデンウィーク期間中は、サービスセンターを下記の通り休業とさせていただきます。
2024年 4月27日(土)~ 5月6日(月)
※ゴールデンウィーク休業前の修理品のご返送は、2024年4月19 日(金)弊社到着分までとさせていただきます。但し、修理の内容によりましては休業前の対応が出来かねる場合がございますのでご了承くださいませ。
その他、修理のお問い合わせはサービスセンター info.jp@polar.com までご連絡下さい。