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サイクリングパフォーマンステスト

 

 

サイクリングパフォーマンステストでは、あなたが60分間維持できる最大平均パワーを測定します。これは、機能的体力閾値(FTPテスト)として知られるものです。このテストで、あなた個人のサイクリングパワーゾーンを確認することができます。自分のパワーゾーンを把握することが、トレーニングの効率化につながります。またこのテストは、長期にわたるサイクリングパフォーマンスの進捗状況をチェックするのにも役立ちます。

テストはどのくらいの頻度で行うべきですか?

FTPテスト(機能的体力閾値テスト)は、2~3ヶ月に1回実行することを推奨します。テストを定期的に行うことが重要なポイントです。マックステストを必要以上に頻繁に実行するのは一概に良い事とは言えません。通常のトレーニング セッションと比べるとテスト後の回復には時間がかかりますから、プラン通りにトレーニングを進められなくなるからです。また重要なレース出場前にテストを実行するのも控えてください。

20分、30分、40分、60分のテストのどれを選ぶべきですか?

60分間のFTPテストに加え、短時間テスト(20/30/40分)オプションもあります。これはテストの結果から60分行った時の推定値を算出するものです。60分間のテストは体力が必要なハードなテストです。短時間のテストは経験がまだ浅いサイクリスト、またはケガの回復期間にある方に適しています。注)短時間テストの精度は、60分テストほど正確ではありません。長期間にわたってテスト結果を比較検証したい場合は、常に同じタイプのテストを受けることをおすすめします。

テスト条件

ここで重要なのは、テストの間ずっと一定のパワーレベルを維持することです。そのため、屋外でのテストも可能ですが、より正確な結果データを得るために、パワーセンサー付きのインドアバイクの使用をおすすめします。途中で停止したりパワーの調整を強いられる屋外では、短時間のテストの方が実行しやすいでしょう。テスト前にルートプランを立てておきましょう。平らな地面の続くルートを選びましょう。また、信号など途中で停止しなければならない箇所を避けましょう。

テストの準備

十分な休息をとりエネルギーを補充した状態でテストに臨んでください。テスト前日は疲労をもたらすエクササイズは避け、就寝時間もいつものスケジュールに従ってください。このテストではかなりの量のエネルギーを必要とします。テストの24時間前になったら、炭水化物を多く含む食事を摂りましょう。この準備をする事で、筋肉を動かすエネルギー源不足がパフォーマンスに影響を及ぼさないよう事前に予防できます。

また、個人設定で正確な体重データが入力されていることを確認しましょう。これは、長期にわたって結果データを比較検証する上で、大変重要になります。最初のテストでは、あなたの過去の情報に基づいて、パワー目標をこちらから提案します。これは、テスト中に一定のパワーレベルを維持するためです。テストを繰り返すにつれ、目標はこれまでのテスト結果に基づいて調整されます。

テスト実行前に、ユーザー マニュアルの健康とトレーニングに関する項目、または商品パッケージに同梱されている重要情報シートをよくお読みください。このテストはかなりハードな内容なので、病気を患っている時、ケガをしている時、また健康状態に何らかの不安がある場合は、テストを行わないでください。十分に回復したと確認できたら、テストを実行しましょう。サイクリングシューズ、動きを妨げない衣服を着用してください。

サイクリングパフォーマンステストを実行するには、互換性のあるサイクリングパワーセンサーが必要です。互換性のあるパワーセンサーの全製品リストは他社のどのパワーセンサーがPolar Grit X/Vantageとの互換性がありますか?の項を参照してください。パワーセンサーを腕時計とあらかじめペアリングしておくこともお忘れなく。

テストの実施

サイクリングテストには、ウォームアップとクールダウンのフェーズが含まれます。ウォームアップフェーズはパワーに焦点をあて、クールダウンフェーズでは、心拍数をベースにした内容になっています。注: ウォームアップとクールダウンフェーズは任意で行ってください。省略しても構いません。結果データを得るには、テストを少なくとも20分以上実行する必要があります。

ペダルからのパワーシグナルが途絶えたら、テストを終了しても良いという合図です。このテストでは、スピードが速すぎても遅すぎても、中断することはありません。

  1. 腕時計上でテスト > サイクリングテスト > 時間から、20分、30分、40分、60分のいずれかを選んでください。
  2. そしてテスト > サイクリングテスト > スタート画面からスクロールダウンし、テストの概要をチェックします。テスト開始の準備ができたら、次へを選択します。
  3. 健康状態に関する質問に答え、確認項目をチェックし、プレトレーニングモードに移ります。
  4. テスト表示画面にパープルカラーでスポーツプロファイルが表示されます。インドアまたはアウトドアのサイクリングを伴う適当なスポーツプロファイルを選択します。腕時計がお使いのサイクリング パワーセンサーを検出するまで、プレトレーニングモードのままで待機します。
  5. 表示画面かOKボタンを押して開始します。
  6. テストはまずウォームアップフェーズからスタートします。ウォームアップの所要時間は約20分、ゆるやかなライディングから始めます。ウォームアップの中間派2~3種のパワフルなスプリントルーティンを取り入れています。所要時間はそれぞれ1分程度、リカバリー時間も設けています。これでテスト前の充分な準備ができました。短時間のウォームアップを選択した場合は、必ず速度を伴うスプリントと、回復フェーズを取り入れてください。ウォームアップを行うことで、コンディションに問題が無いかをチェックし、またバイクがあなたにとってベストの状態に調整されているかを確認できます。
  7. しっかりとウォームアップしたら、テスト開始を選択します。
  8. テスト中ずっと維持できるであろう最大パワーまでスピードを上げていきます。テストビューでは、パワー値はワットで表示されます。赤字の数字は現在のパワー、白地の数字は推定される目標パワーです。目標に近いペースを心がけ、テスト中同じパワーレベルを維持しましょう。スローダウンすると、結果データの精度に影響を及ぼします。
  9. テストフェーズは設定済みの時間に達すると終了します。テスト後、クールダウンフェーズを実行することをおすすめします。

テスト結果

テスト概要では、ワット数で機能的体力閾値 (FTP)のパワー、最大心拍数、最大酸素摂取量(VO2max)を表示します。最新テストの結果は、テスト > サイクリングテスト > 最新の結果で確認できます。テスト結果は腕時計上に最短でも28日間は保存されます。

テスト結果は腕時計上に表示されますが、データ値(FTP、VO2max、心拍数、パワーゾーン)のアップデートには、スマートフォン上にPolar Flowアプリが必要になります。終了後、必要であればテスト結果から得た値をアプリに同期してください。

機能的体力閾値(FTP)をサイクリストの体重で区切り、値を比較する重量出力比というメソッドで、同性のサイクリストとの比較検証がしやすくなります。今現在の体重で出せるパワー値が高いほど、重量出力比の効率が良いことを示します。これはあなたのエアロビクスフィットネス能力にも反映されます。あなたの重量出力比をベースにしたフィードバックを提供する際、トレーニング不足~トップレベルの8段階のレベルに、結果を簡単にわかりやすく分けて表示します。

1回目のテストの結果は、同性の他のサイクリストとの比較が表示されます。テストを繰り返し行うと、その後は以前のテスト結果をベースにしたフィードバックを提供します。

長期的なデータに基づく分析を行う際に役立つ、すべてのテストデータを、Polar Flowウェブサービスにまとめてあります。テストページでは今までに受けたすべてのテスト内容が確認でき、またその結果データを比較することが可能です。長期にわたる進捗状況やパフォーマンスの変化を確認できます。

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